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世界20カ国近くが参加する、国際ロープスキッピング連盟(FISAC-IRSF)主催の世界大会。

現在は2年に1度、偶数年の7月下旬から8月上旬にかけて開催されている。

個人戦と団体戦に分けられ、個人戦では単なわとび、団体戦では単なわとびとダブルダッチの種目が存在する。 そのため、団体戦で総合順位上位を目指すためには総合的な「なわとび」の技術に加え、数多くの種目に対応するために戦略も重要な要素である。 ダブルダッチ種目においては、ホイール系の技もダブルダッチとして認められている点が日本の他の大会と大きく異なっている。 また、競技であるため、点数の取りやすいパワー系の技(ドンキー、プッシュアップなど)の連続が多く用いられる。

また、FISAC-IRSFの下部組織、ARSF(アジアロープスキッピング連盟)主催のアジア大会もある。現在は2年に1度、奇数年の7月後半から8月前半にかけて開催されている。 競技種目、ルールは前年に行われるFISAC世界大会を基に作成されるが、選手や審判のレベルを考慮して一部変更されることがある。

FISAC-IRSF(ARSF)主催の世界(アジア)ロープスキッピング選手権大会は、大きく2つに分けられる:「個人戦(Master)」「団体戦(Team)」

「個人戦」

単なわとびの競技を1人で行う。競技種目は以下の4つ。

1、30秒スピード (30秒間の駆け足とび回数を競う)
2、3分スピード (3分間の駆け足とび回数を競う)
3、フリースタイル (技毎の点数の合計点[技点]と、技の組み合わせや移動、滑らかさなどの[演技点]の合計を競う)
(4、 3重とび (時間無制限で3重とびの合計回数を競う)
ただし、総合順位は1~3で決まるため、4の3重とびには参加しない人も多い。

「団体戦」

4人か5人のチームで、単なわとびとダブルダッチの競技を行う。種目は以下の7つ。

1、 単なわとびスピードリレー (最初の2人が30秒間駆け足とび、残りの2人が30秒間2重とびを行い、合計回数を競う)
2、 ダブルダッチスピードリレー (1人45秒ずつ跳び、4人の合計回数を競う)
3、 単なわとびペアフリースタイル (上記フリースタイルを2人で行う)
4、 単なわとびチームフリースタイル (上記フリースタイルを4人で行う)
5、 ダブルダッチシングルフリースタイル (ダブルダッチについて、上記フリースタイルを3人で行う)
6、 ダブルダッチダブルフリースタイル (ダブルダッチについて、上記フリースタイルを4人で行う)
(7、 ダブルダッチペアスピード (1人1分ずつ2人跳び、その合計回数を競う、ターナーは固定))
ただし、総合順位は1~6で決まるため、7のダブルダッチペアスピードには参加しないチームも多い。

この中でも難しさトップ2は4(単なわとびチームフリースタイル)と6(ダブルダッチダブルフリースタイル)。 フリースタイルの最高点が500点の中、ミス1つにつき25点or12.5点減点である(元に戻るのに2秒以上かかると25点、2秒未満は12.5点)。 技として認識されるためには、「全員が関与」している必要がある。特に単なわとびチーム(4人)では、全員が同じ技をミスなく行わなければならないため、点数を取るのが非常に難しい。

FISAC系大会一覧

WC(世界) AC(アジア) JC(日本)
2018 12WC(上海) 14JC
2017 9AC(韓国) 13JC(Bumb サブアリーナ2日間)
2016 11WC(スウェーデン) 12JC(Bumb サブ・メインアリーナ2日間)
2015 8AC(マレーシア) 11JC
2014 10WC(香港) 10JC
2013 7AC(シンガポール) 9JC
2012 9WC(アメリカ) 8JC
2011 6AC(韓国) 7JC
2010 8WC(イギリス) 6JC
2009 5AC(香港) 5JC
2008 7WC(南アフリカ) 4JC
2007 4AC(インド) 3JC
2006 6WC(カナダ) 2JC
2005 3AC(マレーシア) 1JC
2004 5WC(オーストラリア) 2AC(タイ)
2003
2002 4WC(ベルギー)
2001 3WC(韓国) 1AC(韓国)
2000
1999 2WC(アメリカ)
1998
1997 1WC(オーストラリア)
WC: World Championship-世界大会
AC: Asian Chanpionship-アジア大会
JC: Japanese Championship-日本大会