競技 | パフォーマンス | |
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なわとび ダブルダッチ・単なわとび など |
FISAC World Rope Skipping Championship World Jump Rope |
楽しもう!なわとび |
ダブルダッチ | Japan Open (ADDL World Invitational) |
Double Dutch Contest Double Dutch Delight (NDDL Holiday Classic) |
[大会概要]
現在行われている大会は、
1, 明確なルールを設けて順位を競う「競技」
2, どれだけ観客を盛り上げるのかを競う「パフォーマンス」
に分かれます。
競技とパフォーマンスの大きな違いは、ルールの明確さにあります。競技が同じ演技にほぼ同じ得点が与えられる一方、
パフォーマンスは審査員の心の動きに大きく左右されるために色々な要素によって点数が変動します。
競技が競技者の身体能力に大きく依存する一方、
パフォーマンスが演者の創意工夫によって身体能力の差を十分跳ね返せる点が大きな違いです。
競技とパフォーマンスの違い
競技 | パフォーマンス |
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日本ではダブルダッチだけを行う人が圧倒的に多いですが、海外では単なわとび、ダブルダッチ、2in1などを含めた総合的な「なわとび」を行うことが一般的です。 そのため、総合的ななわとびの世界大会、 FISAC-IRSF や World Jump Rope(WJR) に最も多くの参加者がいます。
参加国数を比較すると下記の通りです。ADDL(American Double Dutch League)、NDDL(National Double Dutch League)は 2-4カ国の参加となり、名前が表す通りアメリカ国内のローカルな大会です。2017年をもってJDDA(日本ダブルダッチ連盟)によるADDLへの派遣が取りやめることとなりました。これは、JDDAが世界の潮流に合わせてWorld Jump Ropeへの選択と集中を行う決意だと思われます。
なわとびの世界組織は2018年現在2つ存在しています。最も歴史の古いなわとび世界組織、FISAC-IRSFと、新興のWorld Jump Rope(WJR)はそれぞれ独自の取り組みをしており、協会が統一される機運は2018年現在全くありません。どちらの大会にも出場する人がいる一方、片方の大会にしか出られない人もいます。これは、主にその国でのFISAC系とWJR系の団体の仲の良さ(悪さ)に起因します。設立当時の思想から外れ、WJRが各国に認定団体設立を加速している中、片方の大会にしか出られない人たちが増えていくことが予想されます。
日本においては、FISACの下部組織であるJRSFと、WJRに選手を派遣しているJDDAは互いに協力関係にあるため、どちらの大会に出場するかを選択しなければならないことにはなっていません。ただし、JDDAもWJRとMOUを結んでいるわけではないため、今後の状況が流動的であるのも事実です。
国際・世界大会と参加国数
大会名 | 参加国・地域数 |
---|---|
FISAC World Rope Skipping Championship | 20 前後 |
World Jump Rope | 30 前後 |
ADDL World Invitational | 2 程度 |
NDDL Holiday Classic | 2-4 程度 |
Double Dutch Contest World | 8 前後 |
なわとび主要な大会一覧こちらをご覧ください。 最終更新日 2018年01月