FISAC-IRSFの下部組織、JRSF(日本ロープスキッピング連盟)主催の全日本大会。
FISAC-IRSF主催の世界ロープスキッピング選手権大会、ARSF主催のアジアロープスキッピング選手権大会と同様、JRSF主催の全日本ロープスキッピング選手権大会は、大きく2つに分けられる:「個人戦(Master)」「団体戦(Team)」
日本では競技者が少ないなど理由で、個人戦をメインとして大会が開催されてきた。 しかし、第6回大会(6JC, 2010年)から団体戦のダブルダッチスピード、第8回大会(8JC, 2012年)では団体戦の単なわとびスピードリレー、更に第11回大会(11JC, 2015年)では団体戦フリースタイルが導入され、競技種目がFISACの世界大会と近くなってきている。
「個人戦」
単なわとびの競技を1人で行う。競技種目は以下の4つ。
1、30秒スピード (30秒間の駆け足とび回数を競う)
2、3分スピード (3分間の駆け足とび回数を競う)
3、フリースタイル (技毎の点数の合計点[難易度点]と、技の組み合わせや移動、滑らかさなどの[構成点]の合計を競う)
(!4、 30秒スピード・2重跳び (30秒間の2重とび回数を競う))
(5、3重とび (時間無制限で3重とびの合計回数を競う))
!は全日本大会独自種目。
ただし、総合順位は1~3で決まる。
「団体戦」
4人か5人のチームで、単なわとびとダブルダッチの競技を行う。種目は以下の6つ。
1、単なわとびチームフリースタイル (4人チームで行う単なわとびフリースタイル)
2、ダブルダッチフリースタイル (3人チームで行うダブルダッチフリースタイル)
3、単なわとびスピードリレー (最初の2人が30秒間駆け足とび、残りの2人が30秒間2重とびを行い、合計回数を競う)
4、ダブルダッチスピードリレー (1人45秒ずつ跳び、4人の合計回数を競う)
(!5、 ダブルダッチ30秒シングルスピード (1人が30秒間で跳んだ回数を競う))
(!6、 ダブルダッチ30秒ダブルスピード (2人が同時に縄に入り、30秒間で跳んだ回数を競う))
!は全日本大会独自種目。
ただし、総合順位は1,2,3,4で決まる。
2015年の11JCから1,2にある通り、団体戦のフリースタイルが開始された。
FISAC系大会一覧
WC(世界) | AC(アジア) | JC(日本) | |
---|---|---|---|
2018 | 12WC(上海) | 14JC | |
2017 | 9AC(韓国) | 13JC(Bumb サブアリーナ2日間) | |
2016 | 11WC(スウェーデン) | 12JC(Bumb サブ・メインアリーナ2日間) | |
2015 | 8AC(マレーシア) | 11JC | |
2014 | 10WC(香港) | 10JC | |
2013 | 7AC(シンガポール) | 9JC | |
2012 | 9WC(アメリカ) | 8JC | |
2011 | 6AC(韓国) | 7JC | |
2010 | 8WC(イギリス) | 6JC | |
2009 | 5AC(香港) | 5JC | |
2008 | 7WC(南アフリカ) | 4JC | |
2007 | 4AC(インド) | 3JC | |
2006 | 6WC(カナダ) | 2JC | |
2005 | 3AC(マレーシア) | 1JC | |
2004 | 5WC(オーストラリア) | 2AC(タイ) | |
2003 | |||
2002 | 4WC(ベルギー) | ||
2001 | 3WC(韓国) | 1AC(韓国) | |
2000 | |||
1999 | 2WC(アメリカ) | ||
1998 | |||
1997 | 1WC(オーストラリア) |
AC: Asian Chanpionship-アジア大会
JC: Japanese Championship-日本大会
「第11回全日本ロープスキッピング選手権大会ルール解説」
非公式ではありますが、ルールを知らない人に対して解説動画を3つ撮りました。参加を考えている方、家族・友達が出場する方は是非ご覧下さい!
[11JCルール解説 非公式] 1. 概要編[11JCルール解説 非公式] 2. ダブルダッチ編
[11JCルール解説 非公式] 3. 単なわとび編